愛を知った日

「この子すごくイケメンの彼氏がいるのよ」
「ちょっと!ママ!」
「へぇ〜そうなんだ。写真とかないの?見たい」
私は仕方なく2人で撮った写真を見せることにした。
「へぇ〜かっこいいな。同じ年?」
「はい。学校は違いますけど…」
「奏、高校どこ?」
「通信です」
「そうなんだ。楽しい?」
「まぁそれなりに」
「そっか」
「あっそういえば楽くんこっちにはどれくらいいるの?」
「2週間くらいですかね」
「今度奏の誕生日パーティーするんだけど楽くんも来る?奏の彼氏も来るわよ」
「ママ!」
「えっいいんですか?」
「もちろん。人数は多い方が楽しいもの。ねぇ?」
「うん」
「ありがとうございます」
こうして楽くんも参加することが決まった。
「プレゼントは必須だよ」
さっきまで1人で静かに遊んでいた碧がいつの間にか近くにいてそう言った。
「碧!弟が余計なこと言ってごめんなさい。気にしなくて大丈夫ですから」
「ううん。プレゼントは大事だからね」
「パパも喜ぶと思うわ」
「奏はプレゼント何がいい?
「そんな気遣わなくて大丈夫ですよ。くれるならなんでも嬉しいです」
「ねぇねは欲しいものとかあんまり自分からは言わないよ。だから僕が色々教えてあげる」