愛を知った日

「それなら僕も会長に聞いてみるよ。」
「ありがとな。」
「早く食べちゃおう。」
そうして急いで食べ終わった俺達は各々ファンクラブの会長の元へ向かった。
「獅子原〜ちょっと来てくれ。」
そう言って会長を呼んだ。誰が聞いているか分からないのでそこでは具体的なことは言わない。
「はい。鳳蝶様、なにかご用事でしょうか?」
「ここだと人多いからこっちに。」
そのまま人が少ない場所へ行く。
「なんでしょうか?」
「これから言うことは誰にも秘密で。ファンクラブにもな。」
「はい。もちろんです。」
「実は俺と奏が付き合ってることがどっからか漏れてる。付き合ってることは伊月と明美とファンクラブにしか言ってない。伊月も明美も誰にも言ってないって言うしあとはファンクラブしかない。」
「実は…それについて私からもお話ししたいことが。」
「なんだ?」
「ファンクラブの会員から漏らしたのは副会長ではないかという噂を聞きまして。」
「えっ?」
「副会長が鳳蝶様の近くにいる一軍女子の1人とコソコソ話しているのを見たと。」
「その話もう少し詳しく調べられるか?」
「承知しました。」
「悪いな。よろしく。」
そう言って別れた。教室まで歩いていると伊月が話しかけてきた。