愛を知った日

「鳳蝶くん、なにするの?私は大丈夫だから暴力はやめて。」
「大丈夫。そんなに手荒なことはしないよ。」
「じゃあ質問な?主犯格は誰?今すぐ答えたら見逃してやる。」
するとすぐに私を叩いた女子を指差した。
「あの人です!」
「なっ…裏切ったのね!」
「お前?」
「なっなによ。私は鳳蝶のためを思って…」
「あははっ。俺のためってお前、何様のつもり?やっぱり1回教えないとだめみたいだなぁ。こっち来い。」
鳳蝶くんは私に見せないためにその女子を離れた場所に連れて行った。
数分後。戻ってきたと同時に私に土下座をした。
「ほっ…本当に申し訳ありませんでした…はっ…反省してます。もうっ二度と…しません。許してください…」
その子の声は震えていて上手く話せていない。
「ほら。お前らも謝れ。」
「ごめんなさい…」
そうして他の女子も同じように謝罪した。
「どうする?許すか?許せないならもっとやる?」
鳳蝶くんが物騒なことを言うので慌てて
「やめて!どうか頭上げてください。確かに痛かったし嫌だったけど謝罪は受け入れますから。」
「だってよ。良かったなぁ。お前ら。俺の彼女が優しくて。」
全員引き攣った顔でありがとうございますと頭を下げる。