愛を知った日

「似合うかどうかは俺が決めることでお前らじゃない。そもそも似合うとか関係ない。こんな可愛い彼女の顔に傷つけやがって覚悟できたんだろうな。」
そしてその女に耳を寄せなにかを囁く。すると次の瞬間、女の顔は青ざめて恐怖に震えていた。
「ひっ…」
「鳳蝶様、伊月様私はそういうつもりではなかったのです。申し訳ありません。お許しください。」
「この状況で言い逃れか。いい度胸してんな。1回痛い目見ないと分からないみたいだな。」
「えっ…?」
「お前も奏みたいにほっぺた赤くなるくらい打たれないとのと割りに合わないってこと。」
「やめてください!」
「そんなこと言える立場?」
「鳳蝶、怖いよ〜女の子あんまり殴っちゃだめだよ。その子はは僕のファンクラブだから僕に任せてくれる?」
「チッ。仕方ねぇな。しっかり片付けろよ。」
「は〜い。じゃあ行こっか。」
そう言った伊月くんの声は穏やかなのに背筋が凍るような冷たさを感じた。
鳳蝶くんは残りの女子に目を向けた。
「さて誰から行く?」
「えっ…?」
「こんなことするくせに物分かりは悪いみたいだな。誰から同じ目に遭わされたい?」
女子はビクビクしながら小さく目を合わせ合うだけ。