愛を知った日

「もう少しでできるから。」
「楽しみ〜」
「明美ちゃん、次はこれしよう。」
そうしてまた引っ張って行かれた明美ちゃんに私は謝るジェスチャーをした。それを明美ちゃんは大丈夫と言うように笑って返してくれた。
私とパパと漬け込んでいたお肉を揚げてサラダとスープを作った。その時、ちょうどごはんも炊けた。
「明美ちゃん〜ごはんどのくらい食べる?」
「普通盛りで。ありがとう。」
「全然。このくらい?」
「うん。ありがとう。」
私はみんなのごはんを盛り、できたものを並べた。
「どんどん食べてね。お代わりあるから。」
「ありがとう。いただきます。」
「いただきま〜す。」
そしてみんなで食べた。
「やっぱり美味しい〜こんな美味しい料理が食べられて幸せです。」
「そう?良かった〜」
「美味しい!」
「そういえば奏、今日お弁当忘れてただろ。」
「だから明美ちゃんにお裾分けしてもらった。」
「明美ちゃん、ありがとね。」
「いえ。奏にはいつも助けてもらってるので。」
「こちらこそ助けてもらってるよ。」
「そう?」
「うん。」
「2人は学校でどうやって過ごしてるの?」
「普通ですよ。一緒に昼ごはん食べて分からないところ教え合ったり。」
「そうなんだ。いいねぇ。」
そんな話をしながらふと碧の方を見ると野菜を食べてなかった。