愛を知った日

私はガバッと起き上がり
「えっ食べたい。」
そう言った。
「えへへ〜起きた。おはよ。早く行こう。」
碧は私の腕を掴むとズンズンと歩き出した。
「ねぇね起こしてきた。」
「おはよ〜」
今日は家族4人揃っていた。
「はい。ベーコンエッグパンケーキにチーズソースがけ。」
「ありがとう。ママ、今日仕事?」
「うん。だけどゆっくりだから。」
「そっか。いただきます〜」
「美味しい!」
「チーズもっとかけたい人?」
「かけて。」
「僕も僕も。」
「私ももらおうかしら。本当このパンケーキ美味しいわよね。」
「嬉しいな。お代わりもあるからたくさん食べて。」
「あっそうだ。私、今日出かけるから。」
「あら。そうなの?」
「うん。」
「あんまり遅くならないようにね。」
「は〜い。」
朝食を食べ終わった私は顔を洗い、お気に入りのワンピースを着る。あまり濃くないナチュラルなメイクをし終わったところで時間を確認するともう少しで約束の時間だ。その時、スマホの通知が鳴り、近くにいると連絡があったので私は靴を履き外に出る。
「行ってきます。」
「行ってらしゃい。気をつけて。」
私が周りをキョロキョロしていると
「奏!おはよう。ちょっと早くてごめんな。」
「おはよう。鳳蝶くん。大丈夫だよ。迎えに来てくれてありがとう。」