愛を知った日

「バイト大変なの?」
「それもそうだな。」
「お疲れ様。鳳蝶くんはいつも頑張ってるよ。」
そう口に出すと自然と手が鳳蝶くんの頭を撫でていた。
「あっごめんっ。」
すぐ手を離したがなぜか
「もっとやって。」
と戻された。
「うふふ。」
私は笑いながら頭を撫で続けた。しばらくした時
「撫でるだけじゃ足りない。」
と言って抱きついてきて顔を埋めた。きつく抱きしめるので
「大丈夫?」
と聞いた。
「あ〜元気チャージできた。」
「本当?良かった〜」
「ありがとな。あ〜俺達同じ学校だったら良かったのにな。いつでも会えるのに…」
「今はいつでも会えるよ。」
「約1ヶ月だけだろ。ずっとがいいんだよ。」
「私、いつでも行くから。」
「今日、本当に疲れた…もう全部どうでもよくなったけど奏の顔思い出して頑張った。」
「お疲れ様。えらい!」
「なんか恥ずかしいけど今日はいいや。」
「奏は今日1日どうだった?」
「普通だよ。学校の課題やってた。」
「やべっ。俺全然やってない…」
「えぇ…バイトもいいけど課題もやらなきゃだめだよ。」
「じゃあじゃあ…奏が教えて。全然分かんないんだ。」
「仕方ないなぁ。」
「マジ?ありがとう!じゃあいつも奏の家だからたまには俺の家でやるか。」