愛を知った日

「いえ。ありがたいですけど今日はこのまま帰ります。また連絡する。」
そう言って帰ってしまった。
「奏大丈夫?」
「ねぇね、おかえり。調子悪いの?」
「部屋で少し休んでくる。」
私はその後すぐにベッドで寝てしまった。気づけば2時間くらい経っていてもうすっかり夜だった。目が覚めたのはコンコンとドアをノックする音。
「奏〜起きた?ご飯持って来たけど食べる?」
パパがおぼんを持って入ってきた。その上には美味しそうな料理の数々。
「食べる。」
「じゃあここに置いて置くから食べ終わったらおぼん持ってきて。」
「はーい。」
パパが出て行きベッドから起き上がって食べようとしたところでまたノックが聞こえた。
そのままガチャと開いて部屋に入ってきたのは碧だ。
「碧!ダメだって言ったでしょ!」
その後すぐにママが追いかけてきた。
「だって〜お兄ちゃんとどうだったか聞きたかったんだもん。」
「それは明日でも聞けるじゃない。そろそろパパとお風呂入る時間でしょ。」
「パパ!碧お風呂入れて。」
「はいは〜い。暴れん坊さん。お風呂行きますよ〜」
パパが碧を抱っこして強制的にお風呂に連れて行った。
「やだ〜ねぇね〜」
碧は足をバタバタして暴れていた。