愛を知った日

そして迎えた翌日。いつものように学校へ向かった。今日は伊月も一緒だ。奏と恋人になって以降俺は毎日通っているが伊月はまちまちだ。休む日もある。
「おはよ〜」
「おはよ。」
「眠いのか?」
「昨日遅くまでゲームしてたから。」
「今日、よろしくな。」
「はいはい。放課後、集めればいいんでしょ?」
「ああ。」
「鳳蝶くん、伊月くん、おはよう。」
「おはよ〜」
「はよ。」
「キャー!」
ただ挨拶を返しただけなのに女子からは歓声が上がる。
「鳳蝶と伊月、今日も朝からモテモテだな。そんなお前らに頼みたいことあるんだけどいいか?」
男子からは何かにつけて頼まれる。大体のものは受けてるけど断る時もある。
「ごめん。その日、予定ある。」
「そっか。ごめんな。ありがとう。」
毎日がこんな感じだ。今日もまた女子が放課後遊ぼうと誘ってきたけど予定があるからときっぱり断った。
そして午前の授業が終わり、昼休み。俺達は昼飯を早めに食ってそれぞれのファンクラブの会長の元へ向かった。非公式ではあるものの一応リーダーがいないと統制が取れないためファンクラブに1人その役割がいる。