愛を知った日

午前のテストが終わり昼休みに入ったところで伊月が声をかけてきた。
「テストお疲れ〜」
「お疲れ。」
「できた?」
「わっかんねぇけど奏達が教えてくれたところはできた。」
「俺も。」
「お前は何気に頭いいだろ。」
「そんなことないよ。」
そこでコンビニで買ったパンを開ける。
「ねぇねぇ。テスト終わったらみんなでカラオケでも行こうよ。」
「面倒くさい。」
「面倒くさいなんて言わないで。奏ちゃんと明美ちゃん誘ってみる。」
そんな会話をして午後のテストが始まる。
午後のテストもできる限り頑張ったが赤点を回避できているかは分からない。全部終わった後、1つため息を吐き荷物をかばんに詰め校舎を出てすぐバイト先に向かった。バイト終わり。お礼を言うべきかと思いメッセージアプリを開いた。
少し考え、今日の質問と共に送信した。その時、伊月がカラオケに行きたいと言っていることも伝えた。
少し経ってきた返信にはポジティブな言葉が並び頬が緩む。今日は少しゆっくり歩いて帰った。
それから数日。 いつもように街で遊んでいた。今日はバイトがあるため早めに帰ろうと思っていたその時。明美に会った。