愛を知った日

「良かった。あの子、楽しみにしてるから。」
「バッチリ見るわ。」
「一応僕もカメラで撮るつもりだけど。」
「なんだか休日みたいな感じだけど今日、仕事なのよね。」
「ごはんもそろそろできるよ。」
「碧、起こしてくるわ。」
「うん。」
私はできたものを並べる。
「おはよ〜」
「ごはんできてるよ。座って。」
「いただきます。」
4人で朝食を食べる。
「明日の発表会の準備順調?」
「うん。もちろん。」
「今日がね。最後の練習なんだ。明日はお兄ちゃん達も来れるんだよね?」
「うん。」
「僕、いっぱい頑張るから。」
「あっもうそろそろ時間だわ。準備しなきゃ。今日は私が送って行くわ。奏は学校行く?」
「ううん。今日は家で。」
「分かった。」
「僕も今日は仕事だから。1人にしちゃうけど大丈夫?」
「子どもじゃないんだから大丈夫だよ。」
「昼ごはんは冷蔵庫に入れておくからあっためて食べて。何かあったらすぐ連絡して。」
「うん。」
そうして私以外の3人は出かける準備をする。
「じゃあいってきます。」
「ねぇね、行ってくるね。」
「行ってらっしゃい。頑張ってね。」
「うん。」
さっきまで騒がしかった部屋が急に静かになる。