「いや、うちの女子が勝手に作っただけです。本来はこういうのない学校方が多いと思います。」
「それだけ人気者ってことだね。」
「人気者っていうか…」
そう言われた鳳蝶くんは照れていた。
「これ、本当に美味しいです。お料理お上手なんですね。」
「ありがとう。今日は特に気合い入れて作ったの。鳳蝶くん達も料理とかするの?」
「俺は1人暮らしなんでよくします。」
「あら。そうなの?えらいわね。」 
「えっ!そうなの?伊月知ってた?」
「うん。」
「なんで教えてくれなかったの。」
「別に…聞かれなかったから。隠してたわけじゃない。」
「それもそうだけど。」
「僕もたまにですけど料理します。」
「意外と2人とも料理男子なんだ。」
「なんだ。」
「いや、なにも?」
「ごちそうさまでした〜」
「あっちゃんとお口拭いた?」
「拭いたよ。」
そして食べ終わった碧はすぐに3人の元へ向かいなにやら話し込んでいた。
その後、みんなも片付けを手伝ってくれてあっという間に終わった。