愛を知った日

「ありがとうございます。」
「鳳蝶くんも伊月くんも相変わらずのイケメンね。」
「ママ、余計なこと言わないで。」
「いいじゃない。本当だもの。」
「僕もお兄ちゃん達はかっこいいと思う。僕の保育園の人達よりもかっこいい!」
「碧まで…しかもそんな事言ったらダメじゃない。」
「だめなの?」
「あはは。面白いよ。碧。奏ちゃんもそっちの方がいいよ。面白い。あはは。」
「笑いすぎです。」
「俺もそっちの方が好きだよ。」
「なっ…好きってどういうことだ?女の子としてってこと?だとしたらまだ早い!」
「パパ、うるさいわ。」
「いや、性格がって意味で言ったんすけど。」
「パパがごめんなさいね。おかわりいる?」
「ああ…すみません。いただきます。」
「はーい。」
ママがキッチンの方へ行き、鳳蝶くんと伊月くんのおかわりを持って戻ってきた。
「でもそれだけかっこいいとモテるんでしょうねぇ。」
「まぁ女の子はたくさん周りに集まってきますけど…」
「伊月!余計なこと言うな。すみません。」
「でもすごかったよね?文化祭の時。」
「確かに。」
「そうなの?」
「ファンクラブまであるらしい。」
「えぇ私達の時代はよくあったけど今でもあるのね。」