愛を知った日

「あんた達はただでさえ学校違うんだから余計にじゃない?」
「言われてみればそうだな。」
「じゃあこれからたくさん話そうよ。」
その時コンコンとノックが聞こえた。
「お兄ちゃん達、勉強終わった?」
「ああ。終わった。」
「じゃあ入るね。」
そして部屋に入ってきた。
「ここにお菓子もあるけど一緒におしゃべりしない?」
「する!」
そう言って碧は私の膝の上に座った。
「なんでここに来たの?」
「ママからもうお勉強終わったって聞いたから僕もお話ししたいなって思って。」
「いいよ。明美も碧くんとお話ししたい。」
「じゃあさじゃあさ。お兄ちゃん達は好きな人、いるの?」
「えっ!?」
「なんでそんな事聞くの!」
そう言うと碧はいたずらな笑みを浮かべて
「だって知りたいんだもん。ちなみにねぇ僕はいるよ。」
「そうなの?誰?」
「茜ちゃん!」
「ねぇね、いつも思うんだけど茜ちゃんって誰?」
「茜ちゃんはね、僕のクラスの人気者でね可愛いの!」
「碧、面食いって事?」
「面食いってなに?」
「顔が可愛い子が好きって事だよ。」
「分かんないけど茜ちゃんはかわいいよ。」
「お兄ちゃん達が発表会に来てくれたら紹介するね。」