愛を知った日

それから勉強会までの3日間はベッドの上でも机に座ってでも残りのテスト範囲を終わらせるため勉強していた。
そして3日後、ついに勉強会の日を迎えた。
まだ少しは範囲が残っているもののすぐ終わるレベルまで到達したし体調も万全だ。
今日は朝から気合いを入れて掃除もしたし整理整頓もして綺麗になったと思う。服装もいつもの完全オフモードの服装とは違い、ラフではあるがラフすぎない服装にした。何より初めて3人を招く。緊張でずっとソワソワしている。
「ねぇね、大丈夫?」
今もこの通り碧に心配されている。しかも今日は家族全員家にいる。
「お兄ちゃん達が来るから緊張してるのよ。」
ママがそう返す。
「あーそっか。お兄ちゃん達が来るからか。」
私は図星を突かれて何も言い返せない。
「図星ね。いつもならすぐ反論してくるのに。」
「あはは。でも僕はお兄ちゃん達に会えるの嬉しい。」
「そうね。でもねぇねにとっては一世一代の勝負だから。ねぇ?」
「えっ?別にそんなんじゃない。ママはいつも大袈裟なんだから。」
「だから今日は邪魔しちゃだめよ。私も部屋で仕事してるからごゆっくり。」
「なんでいつもそうなの。」
「私は子ども達の恋は応援したいタイプなのよ。」
「僕も邪魔しないよ。部屋で遊んでる。」