気まぐれヒーロー




白鷹先輩、どこ行ったんだろ。それにハイジとケイジくんもいない。


私……どうしたらいいんだろう。ゆっくりしろって言われたってこんなとこじゃ、くつろげやしないわよ……。




「なに、お前がジローの女?」




ぼーっと突っ立っている私に、ソファーに座ってタバコをふかしていた黒羽先輩が声をかけてきた。



「お、女!?違います、私は……」



否定したものの、なんて言ったらいいんだろう。
自分から、ペットですなんて宣言するわけにもいかないし……。




「あ~ワリィワリィ。アイツのペットなんだよなぁ。こっち来いよ」




くくっと笑うと、黒羽先輩はぽんぽんと自分の隣を叩いた。


何よ、わかってんじゃん。


この人……反応に困った私を見て、楽しんでるのかな。