フェリーが出航する時間になった…。




私はフェリーから海を眺め、島の風景を目に焼き付けていた。




すると、



『愛!!俺たちが25歳になるクリスマスの日に逢おうな!…絶対だぞ、向こうに行っても連絡しろよ』



そう叫んでいる浩明…。


『浩明…バイバイ、また逢おうね』



私は港にいる浩明に手を振った。