友活で友達になった男子に恋しちゃうってありですか?

社長は僕に自分たちの子供は生まれた時から病弱で、余命いくばくもない事を告げ、僕に跡を継がないかと頼みにきた
僕は普通に育ってきた平凡な人間だ
幼い頃は私生と言う事でからかわれ、いじめる奴もいたけど、裕福じゃなくても母は愛情を持って僕を育ててくれたし、父親がいないからって不便することは一度もなかった
昔から成績は悪くなかった僕は奨学金で大学に入り、母は僕のためにより一層仕事をするようになった
そんな母が急に倒れ、もう明日にでも亡くなってしまうと宣告された時、僕は思った
母が急死したのは僕のせいだと
僕が母を無理させたからだと
あなたの父親は三ケ田フーズの社長だと死に際に打ち明けられても、僕は何一つぴんとこず、話も本当のように感じなくて、暫くは母を失った喪失感と自分を責める気持ちで押しつぶされそうだった

そんな僕の元に父親だという社長が訪ねてきたのは、母の葬儀が終わって49日の法要を済ませた時だった
社長は母の墓前に手を合わせてこう言った
今まで何一つ君にしてあげられなかった分、これからは私に君の人生を援助させてくれないか?と
僕は頼るつもりなんてなかった
でも、それから社長は毎日のように家を訪れ、会社を継いで欲しいと僕に頼み込みにきた
僕は社長以外の人達が僕を良く思うわけないことは安易に予想できた
社長に訊ねると、奥さんは承諾していると言う