「あの?何かの勘違いじゃ?私は社長の息子さんと面識なんかありませんし、推される理由も分かりません」
私はよくよく頭の中を整理しても、全くジュニアが私を推すという理由が分からない

「まあこれはもう上からの命令で決まった事だから。君にとっても良いことだから、来月からは商品開発部で頑張ってくれ」
はぁ。もう決まった事なんですか。。
ミラクルすぎる人事に私の頭の中はまだ真っ白状態だ

どうしよう?
クビを免れたばかりか、来年から正式採用で商品開発部⁈
こんな事ってあるんだ
ジュニアが私を推したっていうのは今一よく分からないけど、これは神様が私にくれた一足早いクリスマスプレゼントかもしれない
嬉しすぎて泣きそうだ
私はミラクルすぎる人事に感動して飛び上がりそうだった