赤い花火

夏を通り抜ける度に私は綺麗になるの。
お見せできなくて残念だわ。

笑い飛ばしてまた出会えるのなら、それでいい、それでいいのよ。

同じ花火が2人を照らすのに、あなたの胸の内は赤くないのね。

何度も言うけれど、二度と治らない火傷みたいな痛みが、胸を焦がす魔法。あなたには強くかけたはずなのに、誰が解いたの。