赤い花火

あはは、7時を回る前に振られておいてよかったわ。
最後に私と見る花火は余計に綺麗でしょ?(皮肉)

ああ、癖のある硬い髪に、指に頬に、首筋に、
もう触ってはいけないのか、、

煙の後を目で追うフリして、次の花火を待つあなたを見てたの。

花火は真夏の空に空に浮かびあって滲んだ。
「ほら見て綺麗だよ」なんて言えば言うほど苦しくなったよ。

二度と治らない火傷みたいな痛みが、
胸を焦がす魔法。
あなたには強くかけたのに、誰が解いたの。

どこをどう探しても
あなたは他にいないのに、
そんなのきっと今だけだよって、
そんなわけないでしょ。