「妻の鈴菜です。鈴菜、葛西先生と奥様だ。葛西先生は俺が学生の頃からお世話になってきた教授でね。今はうちの外科全体を統括されている」
(応際大学医学部教授で外科を統括。とても偉い方だ!)
鈴菜はビシッと背中を伸ばし、深々と頭を下げる。
「夫がいつもお世話になっております」
「こんなに綺麗な奥さんをもらって、望月先生は幸せ者だ」
「本当ね、お似合いのふたりだわ。今までいろいろ結婚式に出てきたけど、今日の式はとってもアットホームでセンスがいいわね」
夫妻に温かい言葉をかけられ鈴菜は「ありがとうございます」と恐縮しきりだ。
「しかし、だれにも靡かなかった君の結婚で、うちの女性職員たちみんな失意にくれているらしいじゃないか。私の耳にまで入ってくる」
「ご冗談を」
外面を発揮して、にこやかに対応している悠磨。
(今まで考えてこなかったけど悠磨さん、ものすごくモテるだろうな)
鈴菜は彼の顔を見ながら心の中で大きくうなずく。このスペックでこの外面だ。モテないわけがない。
「でも結婚したから、これからは落ち着いて仕事ができるな。新居はどこにしたんだ?」
(応際大学医学部教授で外科を統括。とても偉い方だ!)
鈴菜はビシッと背中を伸ばし、深々と頭を下げる。
「夫がいつもお世話になっております」
「こんなに綺麗な奥さんをもらって、望月先生は幸せ者だ」
「本当ね、お似合いのふたりだわ。今までいろいろ結婚式に出てきたけど、今日の式はとってもアットホームでセンスがいいわね」
夫妻に温かい言葉をかけられ鈴菜は「ありがとうございます」と恐縮しきりだ。
「しかし、だれにも靡かなかった君の結婚で、うちの女性職員たちみんな失意にくれているらしいじゃないか。私の耳にまで入ってくる」
「ご冗談を」
外面を発揮して、にこやかに対応している悠磨。
(今まで考えてこなかったけど悠磨さん、ものすごくモテるだろうな)
鈴菜は彼の顔を見ながら心の中で大きくうなずく。このスペックでこの外面だ。モテないわけがない。
「でも結婚したから、これからは落ち着いて仕事ができるな。新居はどこにしたんだ?」



