悠磨の本気を感じたのか土谷は顔を青くしながら「裏庭のベンチの後ろの草むらに隠した」と白状する。それを聞いた鈴菜はバッと璃子を振り返った。
「璃子ちゃん、そろそろ新郎新婦様挙式の準備に入るからブライズルームでフォローをお願い。指輪を回収したらすぐ戻るから!」
「了解です!」
璃子の返事を聞いた鈴菜はすぐに駆けだした。
祈るような気持で飛び出した裏庭。ベンチの後の草むらをかき分けると木製の小さな箱が出てきた。慌てて中を確認すると、ふたつの指輪が仲良く並んでいた。
「……良かった……」
箱も指輪も傷はついてない。安堵でへたり込みそうになるが、放心している場合ではない。鈴菜は再び会場に急ぎながら、支配人に無事見つかったことを報告する。電話の向こうで支配人のホッとした声が聞こえてきた。
『良かった。見つかったことはみんなに僕から伝えます。土谷君は会議室に閉じ込めましたので今から事情を聞きます。あとは僕に任せて望月さんは式のサポートに集中してください』
「はい、わかりました」
鈴菜はしっかり返事をし、電話を切った。
「璃子ちゃん、そろそろ新郎新婦様挙式の準備に入るからブライズルームでフォローをお願い。指輪を回収したらすぐ戻るから!」
「了解です!」
璃子の返事を聞いた鈴菜はすぐに駆けだした。
祈るような気持で飛び出した裏庭。ベンチの後の草むらをかき分けると木製の小さな箱が出てきた。慌てて中を確認すると、ふたつの指輪が仲良く並んでいた。
「……良かった……」
箱も指輪も傷はついてない。安堵でへたり込みそうになるが、放心している場合ではない。鈴菜は再び会場に急ぎながら、支配人に無事見つかったことを報告する。電話の向こうで支配人のホッとした声が聞こえてきた。
『良かった。見つかったことはみんなに僕から伝えます。土谷君は会議室に閉じ込めましたので今から事情を聞きます。あとは僕に任せて望月さんは式のサポートに集中してください』
「はい、わかりました」
鈴菜はしっかり返事をし、電話を切った。



