「人聞きが悪いな。実は僕、誠実だから浮気はしないんだ。ちゃんと別れてから次の子と付き合うからね。ちなみにいまはフリー」
親指を立ててニカっと笑う増田に悠磨は苦笑するしかなかった。
***
「本当にお綺麗でいらっしゃいます」
仕度の済んだ瑞穂に声をかけると彼女は頬を染めて微笑んだ。
「ありがとうございます」
花嫁の身を包んでいるのはスカート部分のふんわりとしたラインが美しいプリンセスラインのドレス。チュールの柔らかい質感や花の刺繍が彼女のかわいらしい雰囲気にとても合っている。
「本当に、望月さんには良くしていただいて……おかげで無事に今日を迎えられました」
「いえいえ、今日までおふたりで協力してご準備されていましたから。それに本番はこれからですよ」
そっと手を取って微笑みかけると、瑞穂は「そうでしたね」と笑顔を返してくれた。
7月の土曜、瑞穂と藤田の結婚式当日を迎えた。まだ梅雨は明けていないが幸い晴天に恵まれ絶好の挙式日和となった。新郎新婦の控室であるブライズルームにふたりを案内してから鈴菜はひとまずバックヤードに向かう。
(悠磨さんもそろそろ着くころかな)
親指を立ててニカっと笑う増田に悠磨は苦笑するしかなかった。
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「本当にお綺麗でいらっしゃいます」
仕度の済んだ瑞穂に声をかけると彼女は頬を染めて微笑んだ。
「ありがとうございます」
花嫁の身を包んでいるのはスカート部分のふんわりとしたラインが美しいプリンセスラインのドレス。チュールの柔らかい質感や花の刺繍が彼女のかわいらしい雰囲気にとても合っている。
「本当に、望月さんには良くしていただいて……おかげで無事に今日を迎えられました」
「いえいえ、今日までおふたりで協力してご準備されていましたから。それに本番はこれからですよ」
そっと手を取って微笑みかけると、瑞穂は「そうでしたね」と笑顔を返してくれた。
7月の土曜、瑞穂と藤田の結婚式当日を迎えた。まだ梅雨は明けていないが幸い晴天に恵まれ絶好の挙式日和となった。新郎新婦の控室であるブライズルームにふたりを案内してから鈴菜はひとまずバックヤードに向かう。
(悠磨さんもそろそろ着くころかな)



