合理主義者な外科医の激情に火がついて、愛し囲われ逃げられない

「ああ、一生夫婦でいよう。俺は一度嵌ったものはとことん突き詰めるタイプなんだ。覚悟して」

「望むところです」

「頼もしいな」

 悠磨は蕩けるような笑みを浮かべて鈴菜の髪を撫でる。

 大きな掌で鈴菜の目じりを拭い、覗き込むように顔を近づける。

 鈴菜は目を閉じ彼の唇を受け入れる。三回目のキスはこれまでで一番甘く優しく幸せな味がした。