「ほんとうですか⁉ 鈴菜さんすごい、おめでとうございます!」
隣の席の璃子がぱあっと顔を明るくして勢いよく手を握ってきた。
「私が、金賞」
「そうだよ。グループ全体の中から君の案が一位に選ばれたんだ。僕も鼻が高いよ」
未だポカンとしている鈴菜に対し、支配人は嬉しくて仕方ない様子だ。
「おめでとう。さすが、うちのナンバーワンプランナー!」
「これはみんなでお祝いしなきゃ」
他のスタッフも集まってきて次々と祝福してくれる中、鈴菜はこれは夢でないと実感する。
三年前から挑戦し続けてきたウェディングコンセプトコンテスト。今回提出しようとしていた企画はテーマごと土谷に取られてしまい、泣く泣く提出を諦めようとしていた。
しかし、奮起した鈴菜が締め切りギリギリで提出したのは、最初の案の豪華さとは打って変わった〝笑顔あふれるカクテルパーティ〟悠磨との結婚式の準備を進める中で作り上げたコンセプトだった。
自分ではいい企画を出せたと満足していたが、賞を取るには派手さやインパクトに欠けるかもしれないと考えていたのだ。
(でも、評価してもらえたんだ)
「嬉しい……ありがとうございます」
隣の席の璃子がぱあっと顔を明るくして勢いよく手を握ってきた。
「私が、金賞」
「そうだよ。グループ全体の中から君の案が一位に選ばれたんだ。僕も鼻が高いよ」
未だポカンとしている鈴菜に対し、支配人は嬉しくて仕方ない様子だ。
「おめでとう。さすが、うちのナンバーワンプランナー!」
「これはみんなでお祝いしなきゃ」
他のスタッフも集まってきて次々と祝福してくれる中、鈴菜はこれは夢でないと実感する。
三年前から挑戦し続けてきたウェディングコンセプトコンテスト。今回提出しようとしていた企画はテーマごと土谷に取られてしまい、泣く泣く提出を諦めようとしていた。
しかし、奮起した鈴菜が締め切りギリギリで提出したのは、最初の案の豪華さとは打って変わった〝笑顔あふれるカクテルパーティ〟悠磨との結婚式の準備を進める中で作り上げたコンセプトだった。
自分ではいい企画を出せたと満足していたが、賞を取るには派手さやインパクトに欠けるかもしれないと考えていたのだ。
(でも、評価してもらえたんだ)
「嬉しい……ありがとうございます」



