目を泳がせながら待つこと数分、瑞穂が慌てた様子で戻ってきた。
「小林様」
「祖母、命に別状はないようですし、意識も戻っています。ちょうど処置してくださった先生がいらしてお話を聞いたんですが、心臓の検査をするために数日入院するそうです」
「そうですか……よかった」
さっきまで蒼白だった瑞穂の顔色も元に戻っている。思ったより祖母の容態はいいようだ。ホッと脱力した鈴菜を見て瑞穂はすまなそうな顔になる。
「私、喧嘩したままおばあちゃんになにかあったらどうしようって、取り乱してしまって。望月さんがそばにいてくれて本当に心強かったです。ご迷惑かけてすみませんでした。なにかお礼させてください」
「いえいえ、お気になさらないでください。それより、おばあさまとなるべく一緒にいてあげてくださいね」
鈴菜は笑顔で遠慮し、「そろそろ失礼しますね」とその場を後にしようと思ったとき、視界の端に小走りで近づいてくる白衣の男性を捉えた。
「え、悠磨さん?」
「やっぱり鈴菜だ。なんで君がここに?」
驚いた顔で鈴菜の前に立つ悠磨。鈴菜も思わず目を瞬かせる。
「小林様」
「祖母、命に別状はないようですし、意識も戻っています。ちょうど処置してくださった先生がいらしてお話を聞いたんですが、心臓の検査をするために数日入院するそうです」
「そうですか……よかった」
さっきまで蒼白だった瑞穂の顔色も元に戻っている。思ったより祖母の容態はいいようだ。ホッと脱力した鈴菜を見て瑞穂はすまなそうな顔になる。
「私、喧嘩したままおばあちゃんになにかあったらどうしようって、取り乱してしまって。望月さんがそばにいてくれて本当に心強かったです。ご迷惑かけてすみませんでした。なにかお礼させてください」
「いえいえ、お気になさらないでください。それより、おばあさまとなるべく一緒にいてあげてくださいね」
鈴菜は笑顔で遠慮し、「そろそろ失礼しますね」とその場を後にしようと思ったとき、視界の端に小走りで近づいてくる白衣の男性を捉えた。
「え、悠磨さん?」
「やっぱり鈴菜だ。なんで君がここに?」
驚いた顔で鈴菜の前に立つ悠磨。鈴菜も思わず目を瞬かせる。



