星の雫 ~私の彼はヤクザの跡取り~

その後も私の首に顔を近付けようとした為


「は、ハルカ君待って…。
恥ずかしいし、ここ学校だから…」


私はハルカ君の甘い雰囲気…というか、
何だかその先の、オトナの雰囲気を醸し出しているようなそんな気がして、焦ってハルカ君の腕から抜け出そうとすれば


「ヒカリ、今日はこれ以上の事はしないから
もう少しだけ抱き締めさせて」


お腹に回るハルカ君の腕が強くなり
何だか少し寂しそうな声が聞こえ…
私は動きを止めた。