星の雫 ~私の彼はヤクザの跡取り~

ハルカ君の気持ちが嬉しくて
愛おしさが込み上げる。


「私も…ハルカ君と触れると緊張するけど嬉しいよ。
一緒にいて凄く落ち着くし…」


自分の気持ちを伝えるのは恥ずかしいけど
ハルカ君はいつも私に気持ちを伝えてくれるから
同じように返したいと思い、口にすれば


「…」


ハルカ君は黙りながら、また顔を赤くしており


「…ヒカリ、急に素直になるのやめて。
マジで可愛いすぎて、めちゃくちゃにしたくなるから」


ハルカ君の言葉に、私も顔を熱くしていれば

「もう1回だけ…キスしていい?」

そっと私の肩を掴みながら
甘い表情でそう聞いてきた。