星の雫 ~私の彼はヤクザの跡取り~

「…今まで自信が持てなくて
ハルカ君に好きって伝えられなくてごめんね」


「いや…俺の方こそごめん。
ヒカリが悩んでた事に中々気付けなかったし、
しかもクラスメイトの男子に嫉妬するとか…
ヒカリの事になるとホント余裕無くす」


ハルカ君はそう言って私の頭を撫でる手を止めると
私の肩を掴んで顔をじっと見た。


「ヒカリ、好きだよ」


ハルカ君は甘い表情で私を見つめながら
改めて告白した為


「…わ、私もハルカ君の事、好きだよ」


私もドキドキしながら
初めてしっかりと気持ちを伝えれば


「ヒカリ、ホントに可愛い」


ハルカ君はそう言って
徐々に顔を近付けてきた。