星の雫 ~私の彼はヤクザの跡取り~




「じゃあ教室に戻ろうか。
私、先に行ってるね」


カラになった2つのお弁当箱をバックに直し
席を立って扉の方に向かおうとすれば


「ヒカリ、待って」


突然ハルカ君に腕を掴まれ、彼の方を見れば
どこか甘い表情をしていて...ドキッと胸が高鳴った。


「ハルカ君…あの、どうしたの?」


ハルカ君が私の顔をじっと見つめる時、


「ヒカリ、キスしていい?」


それは…キスをするサイン。