星の雫 ~私の彼はヤクザの跡取り~

「ルナさん、ほら早く横になって。
まだ完全に熱が下がってないんだから...」

俺が起き上がっているルナさんに寝るよう促すと


「はいはい…。ホント…悠も心配性ね」


そう言って微笑みながら
ルナさんは再び横になりゆっくりと目を閉じた。


俺は近くにあった棚から冷却シートを取り、
ルナさんのおでこに貼れば
「…ん、ありがと、」
ルナさんはそう言って、
すぐにスースーと寝息を立てた。


…ルナさんは体調を崩している間は
ずっと眠りに付いている。

響さんも最近は俺が傍にいるからと、
ルナさんが体調を崩していても仕事をしているが

俺がまだ幼い時は、仕事を休む日も多かったし
ずっとルナさんの傍から離れなかった。

響さんの側近の奥さんに看病を頼む日もあったけど
その人も子育てで大変だからと、
ルナさんの看病は響さんがほとんどしていたな…。