孤高の総帥は初めての恋に溺れる

その後碧斗と穂香はもう二人子供を授かった

お爺様が亡くなった後、碧斗は東京に諸点を
移そうかと穂香に言ってくれたが、お爺様の
眠るこのロンドンで穂香は生きていくと
決めた。

アーノルドはお爺様亡き後もラッセル家の
執事を長く勤めてくれた。

ヤード家はラッセル家の裏側に屋敷があり
裏庭から直接ヤード家には行けるように
なっているのだ。

ジョナサンも40歳になって一回りしたの
若い女性と恋に堕ち結婚した、そして
直ぐに双子の男の子と女の子に恵まれた。

碧斗もジョナサンも一人っ子だったのだが、
ラッセル家もヤード家もその次の世代には
沢山の子供に恵まれたのだ。

ジョナサンは結婚してラッセル家の裏にある
ヤード家のお屋敷に戻り双子の後にもう3人
子供を授かった。

ジョナサンの母親と父親のアーノルドは、
両家の子供達に囲まれてみんなの祖父母
として分け隔てなく子供達を可愛がって
くれた。

穂香は碧斗に深く愛されながら4人の子供達
を育てあげた。

子供達を育てながら小説を書くことを楽しみ
出版された本は30冊を超えた。

どこに行くのにもネタ帳を持っていくのは
相変わらずのスタイルなのだが、旅行に
行った先の事だけでなく子供たちとの小さな
出来事や些細な風景を記していった。

ネタ帳は子供たちの日々の様子を綴る育児
日記のようなものになっていったが、それは
また穂香の小説のなかで、ちょっとした
楽しいエピソードとして書き込まれていった
穂香は恋愛小説だけでなくエッセイや家族愛
の物語など幅広く執筆していった。