【書籍化】貧乏家族の転生幼女は待望の水魔法の使い手でした~愛する家族とともに枯れた領地を潤します!〜



 薬草栽培をしながら、今後のことを考える。

 まず、ステータスについてはこの領地では一般的な情報ではない可能性が高い。
 つまり、レベルアップの方法は自力で探すしかない。

 ただ、レオナはまだ三歳。
 前世の文字はとにかく、今世の文字はまだ読めないので、本で探すことはできないし、体力だってほとんどない。

 早速行き詰まってしまったが、いい案も浮かばないので、とりあえずは今後も魔法の練習を続けてみることにした。


◆◇◆◇◆


 今日もいつものように水の補充をした後、畑で薬草栽培だ。

 本当はもっと水属性魔法を練習したいのだけど、庭の水がめ以外に補充できそうな容れ物がないのだ。
 今度お父様に相談してみようかな、と考えながら畑に移動する。

「よしよし! 今日も薬草ちゃん達は元気だね。私も負けないぞ。【薬草栽培】!」

 魔法を唱えたその瞬間、レオナの頭の中だけであの声が響いた。


『薬学スキルがレベルアップしました』


「きゃっ」

 急に聞こえた声に驚いて、尻もちをついてしまった。
 お尻が畑の土で汚れてしまったけど、もはやそんなことは気にならない。

 はやる気持ちを抑えて、畑のお世話を終えると、一目散に自室に戻る。

 やることはもちろん、ステータス確認。

 _______________
 レベル:2 (SP3)
 体 力:35/39
 M P:18/27
 属 性:水属性  レベル1 ▽
     薬学スキルレベル1 ▽
 _______________