「あの、宵宮さん」
「ん?」
「今日のご夕飯の予定は……?」
「適当にコンビニで」
……もしかして、毎度コンビニで済ませているのかな?
最近のコンビニはお弁当もお惣菜も豊富だって聞くけど、栄養面とかは大丈夫なのかな……なんて、お節介だと分かるけど、少し心配になってしまう。
……面倒くさいと思わるかもしれないし、高確率でお断りされるのは分かっているけど……!
「もしよければ、今日のお礼も兼ねて、夕ご飯ご馳走させてください」
カゴの中の食材と、宵宮さんの端正な横顔を交互に見比べて、おそるおそる提案を口にした。
少しの間訪れる沈黙に、ひやりと指先が冷えるような感覚に陥る。やっぱり迷惑だったかな……と無意識にも俯いてしまえば、サナ、と丁寧な声音で名前を呼ばれて、誘われるようにそっと視界が開く。



