''そんなことより、最近茉菜ちゃんと仲良いよね?愁斗こそ、なんかあるの?''

「はいできた!送信っと」

「え!?」

止める間もなく、愁斗へ送られたLINE。

終わった…。

「りっちゃん強引なことしてごめんね?でもさ、りっちゃんの泣きそうな顔、いつまでも見てられないよ」

そう言って、困ったように笑うももこ。

「あ…。ごめんね、ありがとう」

心配、させてたんだ。

愁斗に彼女ができたのかも、どうしようってそればっかりだったけど、ももこに心配かけてしまうなんて。