''そっか、そうだよねごめん!''

''あと、実はね、好きな人ができたの。申し訳ないんだけど、頑張りたいからこれからあんまり話せないかも''

なんて嘘までついて、返事をして。

スマホの電源を落として、そのままの勢いでベッドに飛び込む。

布団を頭から被り、止まることのない涙もそのままに目を閉じる。

…やっぱり、愁斗には釣り合わないよね。

そんなことを考えながら、いつの間にか私は眠ってしまっていた。