しりとりしよ?

顔が赤くなった次には、心臓が凶暴化。
今日は命日なんじゃないか。

隼人に抱きしめられているまま、私は話す。

「私ね、隼人とおんなじ気持ちだよ。」

隼人が息をのんだのが分かった。

「私も隼人のことがすっ…!」

私の一世一代の告白は、隼人からのキスで最後まで言わせてもらえなかった。

ちょっと触れるだけのキス。

「ふふ、俺も大好き、…これ以上長くしちゃうと恥ずかしいから…。今日はここまでね。」

ちょっぴり照れながらも、伝えてくれた隼人の気持ち。

可愛いなぁって思う。

さっきまでの暗い気持ちはどこに行ったのだろう。