結局、ハッキリと聞けないまま、
「じゃあ、おやすみ」
私のことを部屋まで送り、ケンジは帰っていった。
部屋で一人になり、ベッドに横たわっても、なかなか眠れない⋯⋯。
朝方になり、やっと眠りについたのだが、昼前にケンジからの電話で起こされた。
「何なの⋯⋯?」
「あれ?機嫌悪い?」
「眠いだけ」
「そっか。もしかして、電話で起こした?ごめん」
「いいわよ、別に」
全く⋯⋯誰のせいで眠れなかったと思っているのか。
「今度の休み、会えない?」
「いいけど⋯⋯どこか行くの?」
「家具を見に行くんだけど、付き合ってよ」
まるで、新婚ごっこみたいな話だ。
「わかったわ」
「サンキュ!じゃあ、またゆっくり二度寝でもして。おやすみ」
そんなことを言われても、中途半端に目が覚めてしまった。
なんだか、昨日からケンジに振り回されてばかりだ。
私らしくないな⋯⋯。
「じゃあ、おやすみ」
私のことを部屋まで送り、ケンジは帰っていった。
部屋で一人になり、ベッドに横たわっても、なかなか眠れない⋯⋯。
朝方になり、やっと眠りについたのだが、昼前にケンジからの電話で起こされた。
「何なの⋯⋯?」
「あれ?機嫌悪い?」
「眠いだけ」
「そっか。もしかして、電話で起こした?ごめん」
「いいわよ、別に」
全く⋯⋯誰のせいで眠れなかったと思っているのか。
「今度の休み、会えない?」
「いいけど⋯⋯どこか行くの?」
「家具を見に行くんだけど、付き合ってよ」
まるで、新婚ごっこみたいな話だ。
「わかったわ」
「サンキュ!じゃあ、またゆっくり二度寝でもして。おやすみ」
そんなことを言われても、中途半端に目が覚めてしまった。
なんだか、昨日からケンジに振り回されてばかりだ。
私らしくないな⋯⋯。



