「凰牙は何にするんだ?ってもう決めてるのか」 「彩芽は即決だからな。まぁ俺は彩芽が選んだやつならなんでも着るが」 「さすが重すぎる愛をお持ちで、イデッ」 「秋斗、お前は少し皮肉を減らせ」 「ごめんごめん。俺はこれにしようかな」 そう言って秋斗が取ったのはグレーの地に白の葉のような模様が描かれている。 驚いた。 てっきり、秋斗ならふざけて変なやつを選ぶと勝手に想像していたから。 「珍しいな、秋斗がまともなんて」 「あははっ、ひでー」 同じく驚いている様子の凰牙に笑って返していた。