完成したお守りをリサに渡しに行きます。ミカたちはきれいにラッピングされたお守りを持ってリサの家へと向かいました。リナに渡された地図を見ながら向かった先には、家というより城という方がしっくり来るような大豪邸。本当にここがリサの家なのかとびっくりしてしまいました。ドアホンを押して、鍵を開けてもらえるのを待ちます。
「君たちがリサのお守りを作ってくれたのか?」
でてきたのは、怖そうな顔をした男の人でした。リサたちのお父さんのようです。びっくりしたミカは咄嗟にカイトのパーカーの裾をつかんでしまいました。するとカイトは、片方の腕でミカを自分の方に引き寄せると、もう片方の手で頭を撫でてくれました。ミカは少し安心しました。
お父さんに案内されて、リサの部屋に入ります。リサ一人の部屋のはずですが、工房と同じくらいの広さがありそうです。
リサはベッドに座って待っていました。ココロがリサにお守りを手渡します。リサが袋を開けると顔がぱっと明るくなりました。
「ペンダントを下げてみなよ。きっと似合うよ。」
カイトが言いました。リサが言われたとおりにペンダントを下げると、とても良く似合っていました。カイトはミカを見てニヤリとしました。
「お礼にわたしのピアノを聞いていってください。」
そういうとリサは、部屋においてあったグランドピアノに向かいました。一呼吸おいて、演奏を始めます。指が鍵盤の上を滑るようにして音色を奏でていきます。これが発表会で演奏されるのでしょうか。
演奏が終わり、ミカがリサに聞きました。
「わたしたちも発表会に聞きに行ってもいい?」
「もちろんです。ぜひ来てください。」
リサは喜んで答えました。
「君たちがリサのお守りを作ってくれたのか?」
でてきたのは、怖そうな顔をした男の人でした。リサたちのお父さんのようです。びっくりしたミカは咄嗟にカイトのパーカーの裾をつかんでしまいました。するとカイトは、片方の腕でミカを自分の方に引き寄せると、もう片方の手で頭を撫でてくれました。ミカは少し安心しました。
お父さんに案内されて、リサの部屋に入ります。リサ一人の部屋のはずですが、工房と同じくらいの広さがありそうです。
リサはベッドに座って待っていました。ココロがリサにお守りを手渡します。リサが袋を開けると顔がぱっと明るくなりました。
「ペンダントを下げてみなよ。きっと似合うよ。」
カイトが言いました。リサが言われたとおりにペンダントを下げると、とても良く似合っていました。カイトはミカを見てニヤリとしました。
「お礼にわたしのピアノを聞いていってください。」
そういうとリサは、部屋においてあったグランドピアノに向かいました。一呼吸おいて、演奏を始めます。指が鍵盤の上を滑るようにして音色を奏でていきます。これが発表会で演奏されるのでしょうか。
演奏が終わり、ミカがリサに聞きました。
「わたしたちも発表会に聞きに行ってもいい?」
「もちろんです。ぜひ来てください。」
リサは喜んで答えました。
