ニンゲンの世界についてからも、ミカの気持ちは沈んだままでした。好奇心旺盛なミカですが、今は知らないところを見て回る余裕なんてありません。ミカは重い足取りで修行先の工房に向かいました。しばらく歩くと、最初に着いた大都会から少し離れて、少し古いカラフルな街並みになりました。
(問題。街の入り口から工房までの迷路)
【レイナの手づくりクラブ】
ここが、ミカの修行先のようです。中に入ると、ミカと同い年くらいの小学生が5人集まっていました。
「君がミカだね。話は聞いてるよ。プリンセスも案外ふつうの服を着るんだね。」
最初に声をかけたのは、ムードメーカーでちょっぴりデリカシーのないカイトです。失礼なことを言われても、ミカは黙ったままでした。そんなミカを見て、一番年上のココロがミカが元気のないことに気が付きました。そしてポケットからビーズのブレスレットを取り出してミカにわたしました。
「これは私たちの友達の印だよ。ほら、みんなお揃いの色違い。ミカ、これからよろしくね。」
ミカに渡されたのは緑色のブレスレットです。ココロは赤色、カイトは青色、ユアは紫色、アオイはオレンジ色、マホはピンク色でお揃いのデザインのブレスレットをつけています。出会って間もない彼女らに仲間と言われて、ミカは少し元気になりました。
2階から1人の女の人が降りてきました。この人は、有名なアクセサリー作家でこの工房のオーナーのレイナです。レイナはミカを2階の部屋へ案内しました。
部屋には大きな南向きの窓があって、机やベッドに暖かい日差しが注ぎます。うっかりしたら、作業の途中で眠ってしまいそうです。机の横の戸棚には、持ってきた着替えや道具を全部入れてもまだまだ隙間がありそう。ミカはこの部屋を心の底から気に入りました。
(問題。街の入り口から工房までの迷路)
【レイナの手づくりクラブ】
ここが、ミカの修行先のようです。中に入ると、ミカと同い年くらいの小学生が5人集まっていました。
「君がミカだね。話は聞いてるよ。プリンセスも案外ふつうの服を着るんだね。」
最初に声をかけたのは、ムードメーカーでちょっぴりデリカシーのないカイトです。失礼なことを言われても、ミカは黙ったままでした。そんなミカを見て、一番年上のココロがミカが元気のないことに気が付きました。そしてポケットからビーズのブレスレットを取り出してミカにわたしました。
「これは私たちの友達の印だよ。ほら、みんなお揃いの色違い。ミカ、これからよろしくね。」
ミカに渡されたのは緑色のブレスレットです。ココロは赤色、カイトは青色、ユアは紫色、アオイはオレンジ色、マホはピンク色でお揃いのデザインのブレスレットをつけています。出会って間もない彼女らに仲間と言われて、ミカは少し元気になりました。
2階から1人の女の人が降りてきました。この人は、有名なアクセサリー作家でこの工房のオーナーのレイナです。レイナはミカを2階の部屋へ案内しました。
部屋には大きな南向きの窓があって、机やベッドに暖かい日差しが注ぎます。うっかりしたら、作業の途中で眠ってしまいそうです。机の横の戸棚には、持ってきた着替えや道具を全部入れてもまだまだ隙間がありそう。ミカはこの部屋を心の底から気に入りました。
