「くう。さむい。」 「うん。さむいね」 「ん。」 つきだしたまあとの手には小さな紙切れが入っていた。 「なに?」 「いいから。」 中には、あたし宛じゃなくて、まあとアテの手紙。 そう、告白文。 「まあとくんへ。強くて優しい君が好きです。 たまに見せる、笑顔も大好きです。 良かったら付き合ってください。」