結構問題あると思う。
でもこのときだけは、信じれた・・・。
「わかった。」
手を引かれ、どこかへ連れて行かれるのは分かってる。
きっと、行ったことのない所だろう。
なぜだろう、まあととなら何処だってついていく・・・。
遠くだって。
「くう。行きたい所ある?」
「どこでも!」
「俺が好きな所でいい?」
「うん。」

風の様に、走って丘を下る。
何処にいくんだろ?
途中、ちゃりんこに乗って。
坂道下って、石がいっぱいで転びそうになった。
でも、怖くない。
まあとと一緒なら。

「ここ!」