私の初恋は3歳だった。その人をなぜ好きになったなんて覚えてない。ただ…好きだった。特にあの笑顔。ひまわりが咲いたような笑顔が好きだった。
中学校の入学式。私はその初恋の人を見つける。私たちは保育園は同じだったが、地域が違うため小学校は別だった。だから小学校低学年の時、中学生になったら中学校が同じだから会おうねと約束していた。でも相手も覚えているとは限らないし…ね…。覚えてなかったら悲しいけど。私ってめんどくさ。と思っていたのに……。なんで同じクラスのうえ、前の席なの‼︎!流石の私でもドキドキしてしまう…。まあまだ覚えているとは限らないし…。「椿。ひさしぶり!」‼︎! 覚えてたー!そうこの人が私の初恋の相手、"蒼"。「ひ、ひさしぶり。」「それにしてもひさしぶりだね。元気だった?」あはは。めっちゃ喋る…。嫌では全然ないけど。「そうだね。小2の時以来だから、5年ぶりかな。」私たちは両思いだった。だけど付き合ったりはしてなかった。よく分かってなかったし…。「そっかー。椿、背伸びたね。今何センチぐらい?」「160センチだよ。蒼は?私よりもはるかに高いじゃん。」やっぱり男子だなぁ。「俺は175センチになった!椿も女子の中では高いじゃん。」た、たしかに。伸びすぎたかな。牛乳飲んでないけどな…。「それにしても変わんないねー。身長以外は。でも肌めっちゃ焼けてる。」確かサッカーやってるんだったけ。「あー、小1からサッカーやってるからめっちゃ焼けた。ww」でも、あのひまわりが咲いたみたいな笑顔は変わってない。蒼だ。私の好きだった蒼だ。蒼を見つめていると「?どした?椿?」は!私は目を逸らした。「なんでもないよ。」「?」その時ちょうどチャイムが鳴った。ちょっとだけチャイムに助けられた。蒼の笑顔に見とれてしまっていた。いや、違う。懐かしがっていただけだ。決して惚れ直したとか、まだ好きとかそういうのではない。私の初恋は自然消滅したのだから。違う。違う。と私は自分に言い聞かせながら、顔の熱を冷ました。
中学校の入学式。私はその初恋の人を見つける。私たちは保育園は同じだったが、地域が違うため小学校は別だった。だから小学校低学年の時、中学生になったら中学校が同じだから会おうねと約束していた。でも相手も覚えているとは限らないし…ね…。覚えてなかったら悲しいけど。私ってめんどくさ。と思っていたのに……。なんで同じクラスのうえ、前の席なの‼︎!流石の私でもドキドキしてしまう…。まあまだ覚えているとは限らないし…。「椿。ひさしぶり!」‼︎! 覚えてたー!そうこの人が私の初恋の相手、"蒼"。「ひ、ひさしぶり。」「それにしてもひさしぶりだね。元気だった?」あはは。めっちゃ喋る…。嫌では全然ないけど。「そうだね。小2の時以来だから、5年ぶりかな。」私たちは両思いだった。だけど付き合ったりはしてなかった。よく分かってなかったし…。「そっかー。椿、背伸びたね。今何センチぐらい?」「160センチだよ。蒼は?私よりもはるかに高いじゃん。」やっぱり男子だなぁ。「俺は175センチになった!椿も女子の中では高いじゃん。」た、たしかに。伸びすぎたかな。牛乳飲んでないけどな…。「それにしても変わんないねー。身長以外は。でも肌めっちゃ焼けてる。」確かサッカーやってるんだったけ。「あー、小1からサッカーやってるからめっちゃ焼けた。ww」でも、あのひまわりが咲いたみたいな笑顔は変わってない。蒼だ。私の好きだった蒼だ。蒼を見つめていると「?どした?椿?」は!私は目を逸らした。「なんでもないよ。」「?」その時ちょうどチャイムが鳴った。ちょっとだけチャイムに助けられた。蒼の笑顔に見とれてしまっていた。いや、違う。懐かしがっていただけだ。決して惚れ直したとか、まだ好きとかそういうのではない。私の初恋は自然消滅したのだから。違う。違う。と私は自分に言い聞かせながら、顔の熱を冷ました。
