アネモネ

「そう…それなら希さん自身が陽介の事を良く見た方がいい。今なら、まだすぐ近くにいるだろうし…そうだ。行く前に、これを渡させて」



そう言って鞄から取り出したのは白い花が書いた紙で、私に渡してきた



「これはアネモネって花。白は珍しいんだって。どうしても渡したかったから受け取ってよ」



「…分かった。じゃあ私は陽介君の所に行く」



涼君に目も合わせずに陽介君の所に向かう