あれは我が5歳の時だった。死ぬかも分からない生死を彷徨いながら1人の少年にであった。少年は露(つゆ)と言った。少年は我が7歳になるまでずっと我に逢いに来てくれた。そして彼もまた、魔導士の才を持ちながら、体に魔力が馴染む7歳の1年後には、ほぼ全ての魔法が使えるようになっていた。彼が生きていれば我より伝説を作り上げていただろうに。彼は我に沢山のことを教えてくれた。あれは我に沢山の世界を見せてくれた。1歩も歩いていないのに我は世界中を旅した。その世界は彼も見たこと無かったらしく、一緒に未知の世界を旅していた気分だった。5年間辛かったことが最後の2年間はすごく楽でどんな熱も辛くなかった。7歳になった時からは我は彼と共に人生を歩んだ。親は我が殺した。魔力が安定したかを確認したくて魔力を手のひらに出した。そしてそれを発砲した。それがたまたま部屋に入ってきた両親に当たったのだ。いや、もしかしたら我は意図的に殺したのかもしれない。だって我は両親が死んだ時、何も思わなかった。だから我は、意識的にしか会っていなかったからどこにいるかも分からない露に会いに行った。我も魔力を持っていた。だから露の魔力くらいはわかっていた。初の浮上だった。魔力を使い私は空中を歩いた。魔力を使うのはとても楽しく、とても心が澄んだ。そしてずっと検知していた魔力が彼の魔力を掴み取った。我はそこに向かい全力で駆け抜けた。会いたい。あって、もう大丈夫だよって伝えたい。ありがとうって伝えたい。その時の我はキラキラしていたとも思う。ずっと家の中で苦しんでた。親も、家も、魔力も何もしがらみなく生きれる。魔力に縛られる人生じゃない。自分の人生を歩めることに感動を覚えていた。浮上に検知、魔力弾などを易々と使えていたのは我に抜群的な魔法センスを持っていたのだろう。魔導士の才は露。魔法センスは我とふたりして得意分野が違った。魔法センスと魔導士の才は違う。魔法センスは魔法の覚える速さ。魔導士の才は魔法の熟練度上昇、魔法の正確さ。魔導士の才は魔法センスより褒められる。有用性はある。我と露の圧倒的才の壁にイラついたこともあったわね。露にあったあとは幸せだった。一緒に食卓を囲んで、一緒に魔法について語って、研究して、一緒に世界を旅して、、、そして一緒に人生を歩む約束もした。なのに、なのになのになのになのに
露は殺された。我が街に食材を売りに行っているときだった。腹部を心臓を刺され、腹を切られ、目がくり抜かれており、首も四肢が断裂されていた。あれ以上の惨劇を見たこと無かった。血が飛び散り、床には血の池。我は白い服を着ていたことも忘れ、四肢に目。首に胴体を抱えれる限り、抱きしめた。1年だろうか、1年間。我は抜け殻のように露との思い出を周りに起き、座り込み過ごした。魔法を扱うものは食事がいらない。魔力が体内に巡回しているからそれで生きていける。だが、魔力が体内の巡回を辞める、、、つまりは魔力を全て失わなければ死ねない。じゃあなぜ露が死んだのか。それは体が動かせるようになってから調べてわかったが、露は自分の魔力を結晶し、土に埋めたからだ。きっと我が野菜を売りに行ってからそれを実行し、誰かに殺されたのだろう。魔力に頼りきり生きる我たち魔導士は魔力を失えば無力な人間。ましてや、腕力などないのだからスラム街で生きている子供位は易々と殺せてしまう。そして私は魔力を結晶化させるすべを持っていない。だから、大陸を滅ぼして、我の魔力を全て失わせるという横暴に出た。全ては露と再び出会うため。露にもう一度触れるため。我は愛する人のために、大陸を滅ぼすのだ。馬鹿げてるという人もいるかもしれない。でもそれが我の全てだ。我の生きる意味で、伝説を作った意味なのだ。きっと露は天国にいる。大陸を滅ぼすという大罪と人々を救ったという伝説を打ち消し合い、天国に行く算段だ。例え伝説が自作自演だとしてもきっと神様は許してくれるから。きっと露は許してくれるから。そう信じてここまで来たのだ。ここまで生きてきたのだ。だから今更変える訳には行かぬのだ。
露は殺された。我が街に食材を売りに行っているときだった。腹部を心臓を刺され、腹を切られ、目がくり抜かれており、首も四肢が断裂されていた。あれ以上の惨劇を見たこと無かった。血が飛び散り、床には血の池。我は白い服を着ていたことも忘れ、四肢に目。首に胴体を抱えれる限り、抱きしめた。1年だろうか、1年間。我は抜け殻のように露との思い出を周りに起き、座り込み過ごした。魔法を扱うものは食事がいらない。魔力が体内に巡回しているからそれで生きていける。だが、魔力が体内の巡回を辞める、、、つまりは魔力を全て失わなければ死ねない。じゃあなぜ露が死んだのか。それは体が動かせるようになってから調べてわかったが、露は自分の魔力を結晶し、土に埋めたからだ。きっと我が野菜を売りに行ってからそれを実行し、誰かに殺されたのだろう。魔力に頼りきり生きる我たち魔導士は魔力を失えば無力な人間。ましてや、腕力などないのだからスラム街で生きている子供位は易々と殺せてしまう。そして私は魔力を結晶化させるすべを持っていない。だから、大陸を滅ぼして、我の魔力を全て失わせるという横暴に出た。全ては露と再び出会うため。露にもう一度触れるため。我は愛する人のために、大陸を滅ぼすのだ。馬鹿げてるという人もいるかもしれない。でもそれが我の全てだ。我の生きる意味で、伝説を作った意味なのだ。きっと露は天国にいる。大陸を滅ぼすという大罪と人々を救ったという伝説を打ち消し合い、天国に行く算段だ。例え伝説が自作自演だとしてもきっと神様は許してくれるから。きっと露は許してくれるから。そう信じてここまで来たのだ。ここまで生きてきたのだ。だから今更変える訳には行かぬのだ。
