ユリラ帝国。大陸一歴史が古く、1番軍事力、国力が強い国。海も山もあり、産業がとても発達している。そんな国。普通なら1番最初に旅に行きたい。だが私は違う。
「1番美味しそうな国は1番最後一択!!」
その心で最後にした。そして私は今、ユリラ帝国の王宮にて、帝王に呼ばれていた
(さすが大陸一の国。大理石が使われ、金もちょこちょこ使っているわね。しかもこの素材、、)
壁をコンコンと叩く。
(保護魔法と劣化魔法がかけられてる。この量を常に維持はかなり難しい。となると魔法陣式か)
この世界には魔法というものがある。魔力式と魔法陣式が存在し、魔力式の方は、術者の魔力を消費し、魔法を使う、維持する。魔力さえあれば問題ない型式だ。一方、魔法陣式は魔力は少なくともできるが、質が低下。定期的に魔力を流し込まなきゃ行けないので、術者負担がある。だが、長期維持に向いている。この城は宮廷魔導士が決まる度に貼り直しているのだろうな。
「なんの魔法がかけられているか分かりますか?」
金髪、緑目。爽やか系イケメンの陰湿っぽい宮廷魔導士に疑問を投げかけられてびっくりした。
「話しかけるのですね。てっきり嫌われているのかと」
今までの国の魔導士たちは私を嫌っていた。国の注目が私に行って、自分たちの頑張りが認められなくなるのが嫌だったのだろう。可哀想な奴らだ
「そんなまさか。私はあなたを尊敬しております。ですが、敵対視もしております。なぜなら私はあなたに勝てるから1つの武器があるから。」
「へぇ」
面白そうな話題に私は食らいつきそうになるが、先にあちらの質問に答えることにした。
「先程の質問だけど、保護魔法と劣化魔法ね。劣化は素材が古くならないように。保護は並の攻撃じゃ、傷つかないわ。私の魔法は傷つけれるけどね」
私は煽られるのが嫌いだ。私は挑発されるのが嫌いだ。私は2番手が嫌いだ。生きるなら誰からも見られたいから。
だから私は、やり返す。些細な仕返し。だが相手は怒りが出るだろう
「そうですか。私もまだまだですね。」
精神力も高いのかこいつ。私はこいつに興味を持った。10年くらい、この国に滞在しよう。
「さぁつきましたよ。帝王との謁見です」
扉の前にいた兵士が、持っていた槍を床をドンドンと鳴らし、叫ぶ
「伝説の魔導士 雫様がいらっしゃいました !」
その叫びと共に、大きく、重そうな扉がゆっくり開かれる。そして私はその光の先に足を伸ばし入れた。
普通、王は国の頂点なので皆が頭を下げ挨拶をする。だが、私はそんな事しない。私の方が強いのだ。私の方が世界から認められているからだ。私の方が強者なのにそれ以下の人間に頭を下げる必要も何も無い。
「伝説の魔導士 雫殿であっておるか?」
「あってるけどあなたが私より上に座ってるのが気に入らない。」
「それはすまない。だが、この国では私の方が上だ。この国の法律にはな『この国では帝王を頂点と置く』という法律があるのだ。国に踏み入れた時点で其方の方が下じゃよ」
今までの国もそうだったが、私という存在に恐れて堂々と言ってこなかった。、どうやらこの国はかなり面白いらしい。
私とて、法律で違反したら捕まる。それは嫌だ。だからその時は仕方なく、挨拶をするのだ。膝をつき、頭を下げ礼を申す
「これは失礼いたしました。ユリラ帝国 帝王。アレン・ユリラ帝王。私の名前は雫と申します。帝王のご命令により、参上した次第でございます。」
「面をあげよ。雫よ」
ご機嫌が良さそうにニコニコで許可が降りたので帝王の方をじっくり観察する。ユリラ帝国の王家の血筋を意味する銀髪に緑目。それを見事に引き継いでおり、美しさがある。その横には王妃であろう金髪で白の瞳を持った女性が座っていた。視線を感じたのか閉じていた目をゆっくり開く王妃は私の方を静かに見下ろす。なので私は睨み返した。そしたらにこっと笑い、また目を閉じた。そして私は後悔した。この国、来るべきではなかったと。全く、こんなに意見がころころ変えられる国は始めてた。内心少しイラついてきたが、私は大人の中の大人。それを飲み込み顔には出さず、睨みをやめ、にっこり笑ってみせる。
「して雫よ。其方に頼み事をしても良いか?」
この国で帝王が頂点という法律が本当にあるのならば私に断る権利は存在しない。だが、私を捕まえることは出来ない。足の速さが違うし、魔法の完成度はただの魔力弾だけでも人を殺害するレベル。全てに置いて私は頂点に君臨するものだからだ。それを帝王の方も理解していると考えるとすると
「話だけは聞きましょう」
という返答が1番いいと判断した。
「そうか。それでは部屋を移そうか。」
それなら謁見の間に呼ぶ必要ねぇだろと心の中でツッコミを覚えつつも「承知いたしました」と言う。
刹那、謁見の間に響き渡るパチンという音。第三者からしたらなんの音だと思い、すぐに王たちが消えたことを確認し、慌てるだろう。それで私は罪に課せられる可能性がある。なので私は置き手紙を置いてきた。『王達は隔離した。そこで話を聞く。王達に不利益になることはしない。』という完璧な文を。
私は自分の思考を中断し、王たちに向かい、挨拶をする。
「いらっしゃいませ。我が所有する花の園へ。ここはあなたの国ではありません。なので対等な立場でお話をいたしましょう。」
まだ驚きが隠せないからか、少し返事は遅かったが「わかった」と返答が返ってきたので、ティータイムセットを設置した。私が席につくと王達が席に着いた。対等な立場で話すにはまずは名前から知る必要がある。その後に話の内容。条件のすり合わせを行うが普通かつ1番使われている手法だ
「まず、そちらの王妃様らしき方の名前をその方の声で聞かせていただきませんか?」
声を強調し尋ねる
王と王妃は目を合わせて頷くと頭の中に声が流れてきた。
この感覚13年ぶりなのですこし頭が痛い。王妃は魔法を使えたのか。しかもかなりめずらしく習得が難しい魔法。そう、頭の中に直接声を届け会話する魔法を「テレパシー」と呼ぶ。私も使えはするが苦手だし、遠すぎると使えないので実用性のない魔法と認識している。その魔法で聞き取った情報を整理すると彼女は王妃のユリ・ユリラと言うらしい。声が出ない呪いを受けてしまい、テレパシー魔法を死ぬ気で覚えたとか。すごい努力だと思う。彼女の魔力量は1000にも満たない。テレパシーは声を一言届けると900は消費する。一言と言っても息継ぎをするまでがこの大陸では一言なので少しの会話はできる。900消費する魔力を彼女は90には押さえ込み、会話することに成功しているのだ。「凄いですね」と伝えようと目を見ると瞳の色が白から水色に変わっていた
「あの、瞳の色が、、」
テレパシーは言葉を送るだけなので見た目に影響は出ないはずだ。なのに彼女の目は水色に変わっていた。ユリは頷き、テレパシーをしてくれた
(はい、私は瞳の色を変えることで魔力変換を行っています。なのでテレパシー魔法を最小魔力量で消費するために独自の魔力を編み出したので瞳の色が変わるです。言っておきますが、独自魔力の複製等はできないと言っておきます。)
伝説と言われた私も知らない魔力。そして王妃ノ態度。この国にくるべきではなかったと深く反省。伝説を残したらすぐさま立ち去ろう
「そろそろ本題に移っても良いか?」
王妃の事情を把握したからそろそろ本題に移ろうとしていた時、王からの言葉で本題に移ることにした、
「まず、我が国の歴史を知っているか?」
「小耳に挟んだ程度で詳しくは知らないわ。大陸一古い国でかつて、一人の預言者が存在しただとか」
「それを知っているのなら話しが早い。その、預言者が最後に残した予言についてだ」
その話を私は熱心に聞いた。王が言うにはなんでも、国が誕生し1500年頃。一人の預言者が産まれた。その預言者の名前はヨー・ゲンテ。ヨーは当時の平均年齢50にも満たないことだった頃にも関わらず人間100年の寿命を真っ当し、死に至った。最後に残した預言は国に伝えられ、厳重に管理されたそうだ。その最後の預言とは『500年後。人ならざるものがこの地に降り立ち、大陸を滅ぼさん』その500年後が今らしい。
「故。その人ならざるものの退治を手伝ってくれないか」
私はずっと預言が頭の中に反芻していた。聞き覚えがあったから。それに『人ならざるもの』がなんなのかが分からないから。この世界には魔物。魔人などの人ではない存在が少なからずいる。そうゆうものたちのことをさすのか。それとも、人間の中にたった一人存在しているという不老不死の存在をさすのか。だが、大陸を滅ぼすほどの力をもっと魔物も魔人も。不老不死よ存在も。私以上に強い力を持つものを私は感知も見たこともない。
「王は、人ならざるものがどうゆう存在か考えいるの?」
「私は魔王ではないかと思っている。この数百年魔物の動きが落ち着いてるという歴史が残っている。それは現代でも同様だ。魔王が力をたくあえているのではないかとそう考える」
筋はあっている。その可能性も否めない。だが500年前にも魔王は存在していたはず。それなら魔王と言えば、記載すればいい。いや、そこまで精度の高いものではなかった?
「ねぇ、預言について教えてくれない?」
「王妃、頼めるか?」
コクッと頷く王妃。
(ヨーの預言はとても精度の高いものだったらしく、種族、その者の名前、どうするのかをすべて完璧に当てていたそうです。私も王と同様人ならざるものは魔王ではないかと考えいます。死ぬ間際出会ったなら精度が落ちていても仕方がございませんので)
色んな思考が生まれる。人ならざるものがなんの種族か分からない以上、引き受けるべきではないのだろう。だが、私の目的はなんだ。『各国に伝説を残す』だ。ならば答えは決まっている。考える必要などなかった
「引き受けることにした。だが、私一人だ。そいつの相手、私一人にやらせろ。伝説を残すのが私の目的だからね」
「あぁいいだろう。交渉成立。それが起こるまでは衣食住は不自由はさせんと誓おうか」
「話は終わり。さて、おふたりは元の業務に戻りなよ」
返事も聞かず、指パッチンをし、2人を元の謁見の間に戻した。1人になったこの空間で私は思う。
「人ならざるもの、、、あぁこれからだ楽しみだ」
そう言い残し、私も花の園を出て、再び、空の散歩へと出かけた
「1番美味しそうな国は1番最後一択!!」
その心で最後にした。そして私は今、ユリラ帝国の王宮にて、帝王に呼ばれていた
(さすが大陸一の国。大理石が使われ、金もちょこちょこ使っているわね。しかもこの素材、、)
壁をコンコンと叩く。
(保護魔法と劣化魔法がかけられてる。この量を常に維持はかなり難しい。となると魔法陣式か)
この世界には魔法というものがある。魔力式と魔法陣式が存在し、魔力式の方は、術者の魔力を消費し、魔法を使う、維持する。魔力さえあれば問題ない型式だ。一方、魔法陣式は魔力は少なくともできるが、質が低下。定期的に魔力を流し込まなきゃ行けないので、術者負担がある。だが、長期維持に向いている。この城は宮廷魔導士が決まる度に貼り直しているのだろうな。
「なんの魔法がかけられているか分かりますか?」
金髪、緑目。爽やか系イケメンの陰湿っぽい宮廷魔導士に疑問を投げかけられてびっくりした。
「話しかけるのですね。てっきり嫌われているのかと」
今までの国の魔導士たちは私を嫌っていた。国の注目が私に行って、自分たちの頑張りが認められなくなるのが嫌だったのだろう。可哀想な奴らだ
「そんなまさか。私はあなたを尊敬しております。ですが、敵対視もしております。なぜなら私はあなたに勝てるから1つの武器があるから。」
「へぇ」
面白そうな話題に私は食らいつきそうになるが、先にあちらの質問に答えることにした。
「先程の質問だけど、保護魔法と劣化魔法ね。劣化は素材が古くならないように。保護は並の攻撃じゃ、傷つかないわ。私の魔法は傷つけれるけどね」
私は煽られるのが嫌いだ。私は挑発されるのが嫌いだ。私は2番手が嫌いだ。生きるなら誰からも見られたいから。
だから私は、やり返す。些細な仕返し。だが相手は怒りが出るだろう
「そうですか。私もまだまだですね。」
精神力も高いのかこいつ。私はこいつに興味を持った。10年くらい、この国に滞在しよう。
「さぁつきましたよ。帝王との謁見です」
扉の前にいた兵士が、持っていた槍を床をドンドンと鳴らし、叫ぶ
「伝説の魔導士 雫様がいらっしゃいました !」
その叫びと共に、大きく、重そうな扉がゆっくり開かれる。そして私はその光の先に足を伸ばし入れた。
普通、王は国の頂点なので皆が頭を下げ挨拶をする。だが、私はそんな事しない。私の方が強いのだ。私の方が世界から認められているからだ。私の方が強者なのにそれ以下の人間に頭を下げる必要も何も無い。
「伝説の魔導士 雫殿であっておるか?」
「あってるけどあなたが私より上に座ってるのが気に入らない。」
「それはすまない。だが、この国では私の方が上だ。この国の法律にはな『この国では帝王を頂点と置く』という法律があるのだ。国に踏み入れた時点で其方の方が下じゃよ」
今までの国もそうだったが、私という存在に恐れて堂々と言ってこなかった。、どうやらこの国はかなり面白いらしい。
私とて、法律で違反したら捕まる。それは嫌だ。だからその時は仕方なく、挨拶をするのだ。膝をつき、頭を下げ礼を申す
「これは失礼いたしました。ユリラ帝国 帝王。アレン・ユリラ帝王。私の名前は雫と申します。帝王のご命令により、参上した次第でございます。」
「面をあげよ。雫よ」
ご機嫌が良さそうにニコニコで許可が降りたので帝王の方をじっくり観察する。ユリラ帝国の王家の血筋を意味する銀髪に緑目。それを見事に引き継いでおり、美しさがある。その横には王妃であろう金髪で白の瞳を持った女性が座っていた。視線を感じたのか閉じていた目をゆっくり開く王妃は私の方を静かに見下ろす。なので私は睨み返した。そしたらにこっと笑い、また目を閉じた。そして私は後悔した。この国、来るべきではなかったと。全く、こんなに意見がころころ変えられる国は始めてた。内心少しイラついてきたが、私は大人の中の大人。それを飲み込み顔には出さず、睨みをやめ、にっこり笑ってみせる。
「して雫よ。其方に頼み事をしても良いか?」
この国で帝王が頂点という法律が本当にあるのならば私に断る権利は存在しない。だが、私を捕まえることは出来ない。足の速さが違うし、魔法の完成度はただの魔力弾だけでも人を殺害するレベル。全てに置いて私は頂点に君臨するものだからだ。それを帝王の方も理解していると考えるとすると
「話だけは聞きましょう」
という返答が1番いいと判断した。
「そうか。それでは部屋を移そうか。」
それなら謁見の間に呼ぶ必要ねぇだろと心の中でツッコミを覚えつつも「承知いたしました」と言う。
刹那、謁見の間に響き渡るパチンという音。第三者からしたらなんの音だと思い、すぐに王たちが消えたことを確認し、慌てるだろう。それで私は罪に課せられる可能性がある。なので私は置き手紙を置いてきた。『王達は隔離した。そこで話を聞く。王達に不利益になることはしない。』という完璧な文を。
私は自分の思考を中断し、王たちに向かい、挨拶をする。
「いらっしゃいませ。我が所有する花の園へ。ここはあなたの国ではありません。なので対等な立場でお話をいたしましょう。」
まだ驚きが隠せないからか、少し返事は遅かったが「わかった」と返答が返ってきたので、ティータイムセットを設置した。私が席につくと王達が席に着いた。対等な立場で話すにはまずは名前から知る必要がある。その後に話の内容。条件のすり合わせを行うが普通かつ1番使われている手法だ
「まず、そちらの王妃様らしき方の名前をその方の声で聞かせていただきませんか?」
声を強調し尋ねる
王と王妃は目を合わせて頷くと頭の中に声が流れてきた。
この感覚13年ぶりなのですこし頭が痛い。王妃は魔法を使えたのか。しかもかなりめずらしく習得が難しい魔法。そう、頭の中に直接声を届け会話する魔法を「テレパシー」と呼ぶ。私も使えはするが苦手だし、遠すぎると使えないので実用性のない魔法と認識している。その魔法で聞き取った情報を整理すると彼女は王妃のユリ・ユリラと言うらしい。声が出ない呪いを受けてしまい、テレパシー魔法を死ぬ気で覚えたとか。すごい努力だと思う。彼女の魔力量は1000にも満たない。テレパシーは声を一言届けると900は消費する。一言と言っても息継ぎをするまでがこの大陸では一言なので少しの会話はできる。900消費する魔力を彼女は90には押さえ込み、会話することに成功しているのだ。「凄いですね」と伝えようと目を見ると瞳の色が白から水色に変わっていた
「あの、瞳の色が、、」
テレパシーは言葉を送るだけなので見た目に影響は出ないはずだ。なのに彼女の目は水色に変わっていた。ユリは頷き、テレパシーをしてくれた
(はい、私は瞳の色を変えることで魔力変換を行っています。なのでテレパシー魔法を最小魔力量で消費するために独自の魔力を編み出したので瞳の色が変わるです。言っておきますが、独自魔力の複製等はできないと言っておきます。)
伝説と言われた私も知らない魔力。そして王妃ノ態度。この国にくるべきではなかったと深く反省。伝説を残したらすぐさま立ち去ろう
「そろそろ本題に移っても良いか?」
王妃の事情を把握したからそろそろ本題に移ろうとしていた時、王からの言葉で本題に移ることにした、
「まず、我が国の歴史を知っているか?」
「小耳に挟んだ程度で詳しくは知らないわ。大陸一古い国でかつて、一人の預言者が存在しただとか」
「それを知っているのなら話しが早い。その、預言者が最後に残した予言についてだ」
その話を私は熱心に聞いた。王が言うにはなんでも、国が誕生し1500年頃。一人の預言者が産まれた。その預言者の名前はヨー・ゲンテ。ヨーは当時の平均年齢50にも満たないことだった頃にも関わらず人間100年の寿命を真っ当し、死に至った。最後に残した預言は国に伝えられ、厳重に管理されたそうだ。その最後の預言とは『500年後。人ならざるものがこの地に降り立ち、大陸を滅ぼさん』その500年後が今らしい。
「故。その人ならざるものの退治を手伝ってくれないか」
私はずっと預言が頭の中に反芻していた。聞き覚えがあったから。それに『人ならざるもの』がなんなのかが分からないから。この世界には魔物。魔人などの人ではない存在が少なからずいる。そうゆうものたちのことをさすのか。それとも、人間の中にたった一人存在しているという不老不死の存在をさすのか。だが、大陸を滅ぼすほどの力をもっと魔物も魔人も。不老不死よ存在も。私以上に強い力を持つものを私は感知も見たこともない。
「王は、人ならざるものがどうゆう存在か考えいるの?」
「私は魔王ではないかと思っている。この数百年魔物の動きが落ち着いてるという歴史が残っている。それは現代でも同様だ。魔王が力をたくあえているのではないかとそう考える」
筋はあっている。その可能性も否めない。だが500年前にも魔王は存在していたはず。それなら魔王と言えば、記載すればいい。いや、そこまで精度の高いものではなかった?
「ねぇ、預言について教えてくれない?」
「王妃、頼めるか?」
コクッと頷く王妃。
(ヨーの預言はとても精度の高いものだったらしく、種族、その者の名前、どうするのかをすべて完璧に当てていたそうです。私も王と同様人ならざるものは魔王ではないかと考えいます。死ぬ間際出会ったなら精度が落ちていても仕方がございませんので)
色んな思考が生まれる。人ならざるものがなんの種族か分からない以上、引き受けるべきではないのだろう。だが、私の目的はなんだ。『各国に伝説を残す』だ。ならば答えは決まっている。考える必要などなかった
「引き受けることにした。だが、私一人だ。そいつの相手、私一人にやらせろ。伝説を残すのが私の目的だからね」
「あぁいいだろう。交渉成立。それが起こるまでは衣食住は不自由はさせんと誓おうか」
「話は終わり。さて、おふたりは元の業務に戻りなよ」
返事も聞かず、指パッチンをし、2人を元の謁見の間に戻した。1人になったこの空間で私は思う。
「人ならざるもの、、、あぁこれからだ楽しみだ」
そう言い残し、私も花の園を出て、再び、空の散歩へと出かけた
