私の心の支えは渚君

「有難う。そんな風に言ってもらえて、今までの努力も無駄じゃなかったって思える」
だから、今転職活動中で
中々次を探しててもいいと思える仕事が見つからないんだ
私は仕事を辞めたら無職になるから、次のところを探している旨を伝えた
渚君は少し考えて。。
「それならいっそうちの店で働けば？」
閃いたように口を開いた
「で、でも。。いつも私を癒してくれたあのお店で働くとか私にできるかな？」
渚君のお店は今でも私の心支えだ
そんなお店で私が働くとか、おこがましい気がしていいのかな？と思ってしまう
「まあ嫌なら無理にではないんだけど、どうせ誰か人を雇いたいと思ってたから、転職活動するならどうかなと思って」
渚君は本気のようだ
冗談を言っている感じではない
「それなら。。迷惑じゃなければお願いしようかな？」
「うん。それならこれからはお店でもずっと一緒にいられるし、いつも通ってくれてた常連さんの陽和さんが働いてくれるなら心強いよ」

私と渚君は笑い合った