魔物の森の癒やし姫~役立たずスキル《ふわふわ》でちびっこ令嬢はモテモテです~


「うん……わかったよ」

 ただそれだけを言葉にするだけで、不思議と心が軽くなっていく。
 痛みも不安も少しずつ溶けて、透明になっていく気がした。

 リュミは深く息をして、胸いっぱいに森の空気を吸い込んだ。
 土のにおい、風の音、仲間たちのぬくもり。そして、未来への小さな約束。

 すべてに包まれながら、リュミは静かに目を閉じる。
 その夢は、ゆっくりと、深く、幸せな眠りの中へと続いていった。